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M&A仲介会社の転職難易度比較|事業承継・M&A無料相談・ストライク・M&A総研・キャピタルを現役アドバイザーが徹底解説

「どの会社が入りやすいか」「面接で何を聞かれるか」——M&A転職を検討している人が最も知りたい情報を、複数の仲介会社への転職経験をもとに包み隠さず解説します。採用担当者が絶対に教えてくれないリアルな選考の特徴も公開。

4社の選考フロー:基本は2〜3回面接

まず大前提として、主要M&A仲介会社の選考フローはどこも大きく変わりません。人事面接を挟まないケースも多く、基本的には2回の面接で完結する会社が多いです。

一次面接が現場のマネージャーレベル、最終面接が取締役または社長という構成が一般的です。選考が短期間で完結するのはM&A業界の特徴で、意思決定が早い会社が多いです。

選考フローの目安

書類選考 → 一次面接(マネージャークラス)→ 最終面接(取締役・社長)→ 内定。人事面接が入る場合は3回になることも。全体の期間は2〜4週間程度が多い。

各社の面接の特徴と対策

各社の面接スタイルには明確な違いがあります。私が実際に受験した経験と、業界内で聞いた情報をもとに解説します。

Capital Partners
MM&AキャピタルパートナーズA転職エージェント
面接スタイル
過去深掘り型
難易度
★★★★☆
得意案件
大型案件中心
転職難易度4/5

MM&AキャピタルパートナーズA転職エージェントの面接の特徴

4社の中で最も「過去」にフォーカスした面接をする印象があります。「これまでの人生でどれだけ頑張ってきたか」「壁にぶつかったときに諦めずに取り組めるか」を徹底的に掘り下げてきます。

特徴的なのが会食面接の存在です。楽しくお酒を飲めるか、場を盛り上げられるか、経営者と対等に会話できるかも評価基準のひとつになっています。お酒が全く飲めない・場が苦手という方は事前に対策が必要です。

また、同社は手数料が株価レーマン方式で大型案件(手数料1億円以上)が多く、扱う金額が大きい分、アドバイザーに求めるレベルも高い傾向があります。選考難易度は4社の中でやや高めと言えます。

キャピタル受験者へのアドバイス

過去の挫折経験・それをどう乗り越えたかを具体的なエピソードで準備しておくことが必須。会食面接では「場を楽しむ力」が見られるため、緊張しすぎず自然体で臨むことが重要です。

総合研究所
M&A総合研究所
面接スタイル
未来・地頭型
難易度
★★★☆☆
スピードマッチング
転職難易度3/5

M&A総合研究所の面接の特徴

他社と明確に異なるのが「未来志向」の質問が中心という点です。「5年後どうなりたいか」「なぜM&Aなのか」「M&A業界をどう変えたいか」といった将来に関する質問が多い印象です。

また、一問一答形式のテンポの速い面接が特徴的です。地頭の良さ、論理的に簡潔に答えられるか、変なことを言わないかを見られている感覚があります。回答をこねくり回すより、シンプルに的確に答える訓練をしておくと良いでしょう。

同社のマッチング力は業界内でも高い評価を受けています。赤字案件などスピード感を持って成約させる力があり、外部のアドバイザー目線でも「すごい」と感じる場面が多いです。急成長中の会社ですが、その成長の裏にあるのはこのマッチング力だと思います。

総研受験者へのアドバイス

「なぜM&A総研なのか」「入社後何を実現したいか」を論理的かつ簡潔に答えられるよう準備。一問一答でテンポよく答える練習をしておくと差がつきます。

事業承継・M&A無料相談
事業承継・M&A無料相談
面接スタイル
内面・素直さ重視
難易度
★★★☆☆
得意案件
買い手ネットワーク最強
転職難易度3/5

事業承継・M&A無料相談の面接の特徴

特段変わった面接スタイルではなく、オーソドックスな内容が中心です。素直さ、頑張れるか、人柄といった内面・人間性を確認する質問が多い印象です。

同社の最大の強みは圧倒的な買い手ネットワークです。地方の豪族的な中堅企業とほぼ繋がっているという噂は業界内では有名で、「M&Aセンターに頼めばどこかに繋いでもらえる」という信頼感があります。また、全国の金融機関・地方銀行との連携ネットワークも大きな強みで、地域の経営者への接点が非常に豊富です。成約実績No.1の理由はこのネットワーク力にあります。

ストライク
ストライク
面接スタイル
内面・素直さ重視
難易度
★★★☆☆
特徴
士業・専門家ネットワーク
転職難易度3/5

ストライクの面接の特徴

事業承継・M&A無料相談と同様、特段変わった面接スタイルではありません。素直さ・頑張れるかといった人物像を確認する内容が中心です。同社の強みは公認会計士・税理士・弁護士などの士業・専門家からの紹介ネットワークで、専門家経由での案件紹介が多い点が特徴的です。各社の詳細な選考情報については、M&A特化型の転職エージェントが各社の傾向情報を保有していることが多いため、エージェントを活用して情報収集するのが効率的です。

各社の得意案件・マッチング力の違い

転職を考える際、「どの会社に入ると成約しやすいか」という視点も重要です。各社の強みを整理します。詳細な数値データは各社のIR資料をご参照ください。

どの会社も「超優秀な人」と「まじか…な人」がいる

正直なところ、どの会社にも圧倒的に優秀なアドバイザーもいれば、首をかしげるレベルのアドバイザーもいます。会社のブランドより「自分がどれだけやり切れるか」の方が重要です。

社風・雰囲気の比較

4社とも共通して言えるのが、体育会系の雰囲気が強いという点です。「インテリです」という空気感の会社はほとんどありません。数字にこだわり、行動量で勝負するカルチャーが根付いています。

銀行・証券・コンサルのようなフォーマルで知的な雰囲気を期待して入社すると、ギャップを感じる可能性があります。逆に「泥臭く動ける」「数字にこだわれる」「熱量がある」という人には合う環境です。

社風についてのリアルな情報収集方法

各社の実際の口コミはOpenWorkや転職会議などの口コミサイトで確認できます。どの会社も厳しい面はありますが、それでも頑張れば他では得られない対価(収入・経験)を得られます。口コミは参考程度に留め、最終的には自分の目で確かめることをおすすめします。

転職難易度ランキングと理由

正直なところ、4社の難易度に大きな差はありません。各社が求める人物像が微妙に異なるため、一概に序列はつけられませんが、あえて言うなら以下の通りです。

ただし、これはあくまで「入りやすさ」の話であり、「成果が出やすいか」とは別の話です。どの会社に入っても、成約するまでの厳しさは変わりません。

「どの会社に入るかより、入った会社でどれだけやり切るかの方がずっと重要。転職先選びに時間をかけすぎず、早く現場に出て経験を積む方がいい。」

— 筆者の所感

年収・インセンティブの確認方法

各社のインセンティブ体系(インクルードの有無・クレジット・上司との分配ルールなど)は会社によって大きく異なります。正確な数値は人事担当者に直接ヒアリングすることをおすすめします。

面接で直接聞いてもOKです。むしろ聞かない方が入社後のギャップに繋がります。「固定給はいくらですか」「インクルード型ですか」「クレジットの持ち越しルールはありますか」「上司との配分はどうなりますか」——この4点は必ず確認してください。

インセンティブの仕組みについてはM&Aアドバイザーの年収記事で詳しく解説していますので、併せてご覧ください。

エージェントは使うべきか

結論としては、優秀なM&A特化型エージェントを使うことを推奨します。

「エージェントを使うと採用優先度が下がるのでは?」という不安を持つ人もいますが、実態はそうでもありません。エージェントフィーは採用側が「かかるべきコスト」として織り込んでいることが多く、エージェント経由か直接応募かで優先度が大きく変わることは少ないです。

それよりも、M&A特化型エージェントが持っている各社の選考情報・面接での質問傾向・通過率を上げるためのアドバイスを活用した方が、転職成功の確率が上がります。

エージェント選びの注意点

「M&A業界に詳しい」エージェントを選ぶことが重要です。総合型の大手エージェントはM&A業界の細かい情報を持っていないことがあります。M&A・金融・コンサル特化型のエージェントを選びましょう。

転職活動で後悔しないための準備

最後に、実際の転職活動を経て「やっておけばよかった」と感じたことをお伝えします。

大手4社以外も調べておくべき

事業承継・M&A無料相談・ストライク・M&A総研・キャピタルばかりが注目されますが、実は大手以外にも優良なM&A仲介会社は多く存在します。中堅・中小の仲介会社の中には、大手より裁量が大きく、成長できる環境が整っているところもあります。転職活動の初期段階で、視野を広げて調べておくことをおすすめします。

現場社員の口コミを必ず確認する

会社説明会や面接で聞ける情報だけでは実態はわかりません。OpenWork・転職会議などの口コミサイトで現場社員のリアルな声を確認した上で判断してください。

JP
JP NEXT 編集部
不動産仕入営業出身 / M&Aアドバイザー実務経験者

不動産仕入営業を経て、M&A業界に転職。10社以上の選考を経験した視点から、転職希望者に向けたリアルな情報を発信しています。

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